兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

県議会政務活動費調査等協議会

外部の識見者を委嘱し、県議会の政務活動費の調査などを議論する会議です。 外部識見者とは、同支社大学の新川教授、弁護士会の正木先生、公認会計士の井堂先生の三名です。議会側からは正副議長と議運委員長と各会派代表が出席します。  

幸いなことに、近年は本会があまり活躍することなく、それどころか全国地方議会の中でも政務活動費使途の明確化や議会の活性化では高評価を頂いています。 そんな状況にあっても本会は社会情勢の変化、特に情報公開に関する県民意識の変化や情報ツールの発展による情報精度の細分化、さらに他の議会での動きなどを捉え、兵庫県議会の政務調査を見直すべきかどうかを定期的に検討しています。 兵庫県監査委員会からの指摘や要検討、各会派からの検討項目が出され協議しました。
(自民)議員事務所の駐車場について
従来個人(議員・事務員)の駐車費は計上不可で来客分は最大50%の充当が認められていましたが、今回の協議では政務活動の場でもある事務所費用として計上できるのではないかと言う意見が大勢でした。
(公明)政務活動費の交付額の見直しについて
平均執行率が80%を下回っているから交付額を減額すべしとの提案ですが、約30%の議員がほぼ満額活用していることや、執行後のチェックを経て執行分だけ支給されていることから総費用削減効果が無い。見送りとすべしと結論づけられました。
(公明)請求支払制度の導入について
広報紙など高額立て替えが発生する場合への対応として請求書が来た段階で政調費を支給できないかという提案ですが、請求額と領収額は同額ではなく後日のチェック体制など煩雑となる。執行後に領収書を添えて報告し検査後支出するというわが県の執行特徴を崩すべきではない。速やかに支払できるタイミング、業者の理解など立て替えが起こらない他の方法も議論すべき。結論は見送りです。
(事務局)ガソリン使用に係る活動報告について
鉄道使用の活動に比べ自動車使用の場合、ガソリン代の計上方法は透明性に欠けているとの指摘です。確かにその通りですが、公共交通の地域格差で自家用車無しでは活動できないのも事実。事例ではかなり極端な例での記事が示されたが、果たして皆そうなのか? 議員の常識的判断にゆだね、極端な使用が発生した場合は議員が説明しなければならない。
(事務局)議員ホームページへの充当の考え方について
HP掲載の自己PRや画像は政務活動ではないとの意見だが、これも個人個人HPによる差がある。極端に画像面積を占めるものは是正の必要があるのかもしれない。議員のプロフィールや顔を知らないで政策だけ判断しろとはならないので、従来通り、政党、個人、議会と掲載量に応じて案分すべしとの結論でした。    
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