兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

★送迎バス事故対応の今後★

こども園の送迎バスで幼子が車中に残され死亡する事故が起きた。事故にならないまでも同様の子ども忘れ事案が発生している。そういえば3歳児から5歳児までの保育料を無償化したのも最近の大きな動き、保育に欠ける子も欠けない子も家庭で育てるのではなく専門家が育てることは第三者の視点も加わりより良い保育が行われる、少子化と相まって保育需要は急拡大した。そこにマンパワーが質量ともに不足していたのだろうか?
氷山の一角か特別な状況が重なって起こった特例中の特例なのか?
  ともかく今回国補正を受けて、県は各市町の保育園送迎バスの子ども置き忘れ事故防止の予算を付けることとなり12月議会にも上程された。内容は・・・・
今回はAIセンサーにより車に残った熱源・移動物体を検知する電子機器を送迎車に付けるという。 この延長は子供にICタグをつけレジを通禍する時、あるいは万引き防止のゲートのように車に乗車した人数と降車した人数をカウントすればもっと簡単正確に降ろすことが可能だ。
このことは保育士職務の削減でないとすれば、本来保育士に求める職能とは何を優先するのかが問われる。少なくともセンサー完備の送迎車が出来れば、保育士は車に乗る必要が安全上無い。
必要な作業だが誰がやっても個人の資質による差が出ない職種がある。例えばモノを運ぶウェイター、ピッカー、運送、輸送、預かったモノを欲するところへ定時に破損なく運ぶ、予め計算されていて許容範囲ならOKの世界。しかし間違いなく届けて当たり前の世界。 ~様々な天変地異(状況変化)へも対応することだってあるだろうが~ この種の作業は個人差がなく賃金上昇の期待は最低賃金アップしかない。  
保育に関する仕事の一部が安全上、今人の手を離れ機械化(AI)された、こどもに触れる保育士の笑顔、挨拶等温かみ? なかなか評価指標が見つからないが、そのわかりにくさこそが人事評価の妙かも知れない。
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