関東・東海地域を中心とする中国沿岸部の好調な資本投資に支えられた輸出関連産業の好業績、またバブル崩壊後の経営体質の強化を大儀として大規模なコスト改革を断行した上場大手企業は来期最高の決算を計上することが明らかとなってきました。一方でそのコストを圧縮し切れない中小零細企業は、アジア圏の国々との価格競争に巻き込まれ依然として厳しい経済・雇用情勢が続き、県民生活においても大きな影を落としています。
経済のグローバル化は人々の価値観をより具体的な共通指数(金額)で表すことを可能としましが、一方で地球上にあるものすべてを経済尺度でのみ推し量ろうとする側面もあります。この視点は当然行政サイドにも向けられています。地方行財政を取り巻く環境も当然厳しい状況が続く中、地方分権社会の構築に向けた、三位一体の改革や市町合併などの推進は、単に行政の経営的リストラのみに留まることなく、資本・利権の公平な分散によりはじめて実現可能になる、活力あるそれぞれオリジナルな地域社会の実現を目指すものでなければなりません。
井戸知事には、「県民の参画と協働」を基本姿勢として、県民ニーズの抽出と民意・民力の結集による「美しく活力ある兵庫」の実現を目指した施策の重点的な展開を求めるものですが、特に地域特性に合った中長期的な先見性あるビジョンを県民が描けるよう、強力なリーダーシップを発揮されるよう期待します。 2005年度当初予算編成に向けて下記重要政策提言を行います、具体的な政策として是非とも事業化いただきますよう、よろしくお願いいたします。
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