活動報告
2022/8/1
養父市区長総会
三年ぶりの通常開催です。ただ旧4町ごとの区長会も行われているとのこと。
教育・就労・余生という人生の3分割が一様に行かなくなっています。65から年金と貯蓄で107歳まで暮らせるか? 暮らせたとして果たして幸せか?
さてそんな高齢化率が日本最先端を走る養父市ですが健康長寿命化を成果として捉え、豊かに暮らすには新たな価値観の創造と具体的な知恵が必要です。そして暮らしに近いところでの基本的な共通の課題や身近な安全、安心について日夜お世話になっている区長の皆さんに感謝申し上げます。
区長は、小学校区自治協等の協力を得ながら、地域の皆さんと市の橋渡し役として多くの仕事を無償で行っていただいています。
- 全戸配布印刷物(広報誌など)の配布
- 環境衛生(環境整備、不法投棄、空き地の雑草の苦情等)に関すること
- 防犯(防犯灯の設置要望など)に関すること
- 防災、災害発生時の対応(防災訓練の参加、災害発生時の協力や被害状況の報告など)
- 社会福祉事業(赤い羽根、歳末助合い等の共同募金活動への協力)
- 交通安全(歩道など通学路の点検、登下校の安全)
- 土木事業(道路・水路等の清掃作業や整備工事の連絡調整など)
2022/8/1
社会を明るくする運動推進大会
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感染症への対応を迫られ、サル痘など新規感染症の恐怖すら感じます。日本の公衆衛生は世界トップ、コロナ死亡率は欧米の1/15以下、そして平均寿命は世界一です。国連推計では2050年までに100歳以上人口が100万人を突破、2007年以降生まれた日本人の50%は107歳まで生きると言われています。少子はともかく高齢化は長寿命化という日本の得た成果とするための工夫こそが必要です。人生100年時代、良いことも良くないことも起こる可能性が高くなる。
■兵庫県では地域安全まちづくり推進計画第6期(令和4年~令和6年の3か年)を策定。目標は
- 刑法犯認知件数の減少傾向の維持
- 特殊詐欺や子供への声掛けつきまとい発生件数の減少
- 住んでいる地域の体感治安が良い割合80%
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その中で更生支援と再犯防止では、保護観察中の人を対象とすることに加え出所者すべて支援対象とし、雇用した会社の出所者給与補てん、雇用した会社の県の物品購入の入札制度での加点などを県議会主導で予算化・実施しています。■
但馬消費生活センターでは市町の相談窓口の共同化 高度化を図っています。警察署では養父署、朝来署が統合し南たじま警察署となり、総務管理部門の合理化により現場担当員の増加、例えば広域での高速パトロール隊の編成、検死体制、防犯カメラ解析など効率アップを果たしています。■
生活の進化に併せて法整備を求める、県士で条例を整備し予算を付けるなど我々(県、市、警察署)も頑張りますが、主役は当事者でもある皆さん、市民です。引き続きの協力をよろしくお願いします。2022/6/20
日本オオサンショウウオの会

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国際ハンザキシンポジウムはコロナ禍でオンラインとなったが、国内(関西が多い)表記大会は258名の参加者を得て開催されました。竹下恵子さんとの繋がりがクローズアップされたのはイベント訴求効果を狙ってものか、ともかく一定の成果は得られたようだ。■
私は小学校1年の時、初めて学校でタライに入れらた巨大なサンショウウオを見た。「噛みついたら雷が鳴っても離さない、噛みついたら雷が鳴るまで離さない」 どっちが正解? 34年36年の伊勢湾・第二室戸台風の復旧で堤防建設が下流域からはじまり地域は浸水も減り安全になった。しかし川面は見えなくなり、川で遊ぶ子供もいなくなった。学校でのプール建設と水泳授業がブームとなったのもこの頃です。■
養父市建屋川、豊岡市出石川改修で沢山のオオサンショウウオが流されて発見され、県土木事務所も積極的に保護とPRを行い、一大保護観察ブームとなった。 しかし継続的に調査研究し、街のシンボルとなったのは生野です。日本ハンザキ研究所の岡田理事長 黒田事務局長 桑田相談役 また献身的にご協力いただいている地域の皆さんのお陰です、感謝申し上げます。

兵庫県の生物多様性
- 5つの国からなり、「日本の縮図」と言われる
- 中国山地から北の日本海型、山間部の内陸型、南の瀬戸内海型の多様な気候
- 中国山地を中心に形成される起伏に富んだ地形
- 本州で最も低い標高(95.4m)の「水分れ」がもたらす生物間の交流(氷上回廊)
多様な気候・地形→生物多様性の宝庫!
兵庫県に生息する生物=植物5420種、 哺乳類40種、 鳥類380種、魚類1200種、昆虫8000種 合計16740種 水中生物の食物連鎖の頂点にいるオオサンショウウオ、その生態を調べることは大きな意義がある。生物多様性戦略
県下市町で生物多様性戦略を立てた市町は下記 神戸市 明石市 西宮市 宝塚市 姫路市 加西市 丹波篠山市 加古川市 豊岡市 伊丹市 何故か都市部、自然が豊富とは言い難い地域の方が多いのでは、 「若者が言う私の街は自然が豊富」しかし生物名が言えていない。豊岡市はコノトリと人が共生する街として認知が広がる、朝来市はサンショウウオ、養父市はイヌワシかな? 地方創生=地域固有の小さな資源(サンショウウオも含めた生物も)を磨くこと。当面の目標
1.朝来市生物多様性戦力の策定(決定済み) 2.姫路水族館、人と自然の博物館、朝来市による栃本武義氏の日本一のサンショウウオ資料(アナログ)の整理、共有、活用2022/3/23
県立高校再編

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生徒数減少に対応するため県立高校125校の再編計画が公表されました。内容は2025年度、2028年度で28校を13校に再編する方針です。 平成元年をピークに生徒数は現在半減、学校数は3校減、学校を統合再編するには設備増強だけでなく所在地、校名(校歌、制服)同窓会、地元市町などの理解を得る必要があり、中々大変な事業です。しかし先延ばし出来ることでもない状況です。■
県教育委員会公表資料 ↓ Microsoft Word – ⟖訟蕖玺表åƒ−å (hyogo-c.ed.jp)■
統合再編計画の無い地域は淡路、但馬、西播北部です。この地域の県立高高校は皆適正規模で再編計画で狙うべき課題が無いのではありません。むしろ最も重要な課題を抱えている地域と言えます。ではなぜ再編統合計画が無いのか? 統合再編計画以外の方策が検討されるのか? ここが焦点です。 この三地域の共通点は広域学区、人口減少が著しい、小規模校が多いことなどです。此処で再編統合すれば多分1校か2校になってしまい、遠距離通学となる。高校数がへることで多様な学びの選択肢も減ることになります。また再編に伴う学校設備の増改築を行ってもその効果期限は限られることが予想できます。■
さてコロナ禍で遠隔授業、在宅授業などDX化実験を余儀なくされた近年、リモート授業実施による様々な実験データが多く出始めています。少人数学級によるキメ細かい学習指導への要望も年々高まっています。主規模校の個別指導での優位性、グループワーク(生徒間討議の活性化)を活かしつつ、小規模校で不足する多様な指導陣による遠隔学習の組み合わせなどは仕組みとして早急に整備する必要があります。■
三地域を生殺しにしない政策(この際実験でも・・・)新たな取り組みを公表すべきです。 一つの学校で完結させようとすることの限界を越えねばなりません。例えば
- 学区全域をトータルコントロールした教科担任制の導入
- 遠隔授業配信校と受信校の完全分担制度の検討
- 授業進捗を全校、学力段階で揃える
- 寺子屋授業+生徒間討議
- 大学・企業・進学塾等外部講師の充実
- 授業認定の法改正
- 不足する集団行動へは大規模スクーリングの定期実施
■兵庫みらいの高校(以前、私の投稿)
活動報告 | 藤田孝夫オフィシャルサイト | ページ 3 (fujitatakao.jp)2022/3/14
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