兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

ヤフオクとシルバー

 養父市シルバー人材センター(公益社団法人)の創立20周年式典に参加しました。

シルバーという言葉のイメージからはまだたったの20年と思ってしまう。会の歴史でなく会員や役員さんの人間としての年齢イメージと20年とが一致しないからなのか? (60周年みたいな貫禄を感じる・・・失礼)

 

近頃私は買い物をする時、急がない時はネットで価格を調べ、やらせが多いと聞くがユーザーレポートも少し読みます。ネットで検索するとショップ名と価格が一斉に並ぶ、その中には中古品や新古品、はたまた店頭での展示品もある。楽天・アマゾン・ヤフーには個人ユーザーの使用済み品まで登録されて販売されます。

 

新製品しか買えない時代、正確にはユーザーの目が中古に行かない時代から、過去に遡って、あの頃欲しカったモノが買える時代になったのです。戦争で焼失していない家財として物置に眠っていたモノは戦後60数年貯まりにたまった。これって冷静に見れば時空を超えた莫大なモノ市場が形成されたと言えます。サラ(新品)は小売店頭へ今流通させるためにメーカーが作る商品は当然需要総量を見越した制限があるのに対し、中古市場には制限が無いのです。 ○○ブーム等と言われ市場が加熱した時のモノは現代(今買える新品)より優れたモノも多い。

 

私たちは高度経済成長時代を経験したからなのか、サラ(新品)をまず使うことを良しとしてきた。人が使った後で自分にまわってくることを良しとはしなかった。 一番風呂、一丁来、サラ、新品などと称し重宝がった。座敷での着座位置の優先順位はそのまま配膳の順位で最初に配ってもらう事を良しとしてきた。 しかし味に違いがあるわけではないし、まして最初に配ってもらっても礼儀上、同座の皆に配られるまで箸を着けないマナー上では、熱いモノも冷めてしまうし、冷たいモノは温くなる。(最初に配られた生ビールの泡は消える)

 

新品=まだ誰も使用してないもの、時勢に適応し売り易いモノ。

中古=エージングが済んで丁度使い頃のもの。時空を超えて運よく生き残った優れモノ(愚モノもあるが)

 

少し無理があるかも知れないが、中古市場の活性と同じように、現役ではないリタイヤ世代も注目されている。少し動きは鈍くなっているかもしれないし。少し変な癖があるかもしれない。 しかし長年積み重ねた経験とそこから産まれてきた知恵、勘(感)処。現役をサラ(新しいだけのつまらないモノ)と言わしめてしまうようなしぶ~い活躍を養父市シルバー人材センターへは期待します。

 

 

 

 

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