兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

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藤田孝夫

県本庁舎の現状・再整備の手順??

実行計画手順が全く不明だから、相当な紆余曲折が予想される懸案の一つです。現段階で明らかにされた県庁建て替え計画がテーマです。

現状での課題

1号館(築52年)、2号館(築45年)、議場棟(築45年)、西館(築53年)、別館(築45年)の耐震強度が国の定める官庁施設で防災拠点庁舎に求められるIS値0.9を下回っている。
  1. 老朽化で防水層の断裂、外壁タイルの浮き、設備機器の故障
  2. 情報化に対応するWI-FI機器配線などが整備しにくい構造
  3. バリアフリー対応への遅れ
  4. 人の出入りに関するセキュリティー強化が必要
  5. 事務所スペースが狭い
  6. 県関係機関の分散配置で効率が悪い
 
耐震強度不足こそが一番の問題で以降の項目は古い建物すべてに共通する課題です、改修は技術的には可能ですが築50年の建物は10年後は築60年になる、そう考えるとこの際建て替えるのが効率的となる。 知事も実質建て替え発言をされている。この課題については有識者会議がもたれその指摘を参考にしながらこの度、管財課より資料提供があった。
基本的な考え方は
  1. 県民の安全安心な暮らしを守る庁舎
  2. 県民が利用しやすい
  3. ランドマークとなる庁舎
  4. 環境にやさしい庁舎
考慮すべきことは
  1. 県民、職員、他の自治体からのアクセス性
  2. 国機関や民間機関、業界やインフラ事業者などの集積度
  3. 災害安全性(津波・土砂)
  4. 立地環境(土壌汚染・文化性)
~ここまでが県当局発表~  
以下は私見です。
Bに含まれるが、県公館、県民会館、神戸県民センターや県警横パーキングなどの平地を活用して現在の建物位置を移動させながらの建築が想定される。現段階では県庁舎の単なる高層化で、元町周辺整備や大きな市街地計画には及んでいない。当然民間資本参入の共同利用を想定した所有も限定的にならざる得ないようだ。
やはり敷地を大胆に区割りし、あるべきレイアウトを考えるのが理想なのだが、個人所有地が多く困難が予想される。しかし今の敷地は狭く特に東西を道路に分断されている。せめて中山手4から県庁南に入り下山手6に至る道を3号館前(地下鉄県庁前駅)まで遮断、県民会館南で生田新道と合流させるのはどうだろう。これで2・3号館と県民会館とは一体の敷地となる。現在でもこの区間両サイドにある建物は県施設と教会だけです。地下埋設物予想だが、この区間は少なくとも地下鉄が通っていないので在ってもガスや電線、水道管ではないか?(定かではない)
県民会館駐車場を少し控えれば十分使用に耐える道路となる。  
県民の意見集約はされているか?
??? 立地場所以外は県民が議論して決定するというプロセスを踏んでいるのか? これが議会としての論点です。                      
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