ひとり言

2021/9/4
夏期大学・森永卓郎氏
2021/1/13
メディア論 春秋より
ヒトラーはプロパガンダの道具としてラジオに着目し、安価な国民受信機をドイツ国民に配り大衆をあおった。トランプもSNSを大きな武器とした手法と同じだ。
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新しく登場するメディアはどんな時代にも自由奔放の魅力と危うさを併せ持つ。初期の新聞もそうだったし、テレビは野心的な番組を流す一方で政治を劣化させもした。■
そうした流れはネット時代になっていよいよ強まり、今この空間との向き合い方は人類の大問題である。20年前にだれが予想できただろう。■
ここにきて大統領をSNSから追放する動きが急だ。止むを得ぬ対応だが、しかし逆もあり得る、つまり権力側が同じ手法で異論を封じる危険も想像しなければなるまい。■
結局は一人一人がフェイクや扇動を見抜く力を持つしかないのだ。親や隣人も嘘に惑わされた、彼らはその嘘の行き着く先を知っている。2020/10/15
センチュリー
センチュリーが有名になってます。
公用車としての採用が減る分、宣伝効果で更に販売台数が伸びるのか? そのテーマはバラエティーに任せるとして。コロナ禍で不安を抱える視聴者へのリップサービス・気晴らしとして不安や怒りをぶつける次の矛先となった感は否めない。必要な経費と不必要なものかの判断基準と事実を少し。
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県知事や議長がどんな車を公用車にするのが良いのか? それは使用頻度と係る費用、移動距離、訪問先、車の持つイメージなどでトータル判断すべきものです。ちなみにコロナ禍で会合やイベントは減ったとはいえ、知事・議長の公務での使用回数は、宿舎までの送迎を除いても多い月で20日を超える。後ろの席に乗せてもらえることのメリットは普段運転する時と違い、新聞が読める・次に参加する会合等の内容確認等が出来る、必要ならネット情報を収集できる、ドライバー秘書を打ち合わせが出来ることなどです。■
さてプリウスではできないのか? 国民車「軽」ではだめなのか?そんなことはありません、可能です。 しかし安全で後席が快適な車となるとハッチバックは構造上、後席はうるさいのです。またボンネットはあった方が衝突安全度は上がる。 四駆などタフな車はどうか? ランクルなど車高が高い車はアルファードなど含めて着座位置の高さに比例して横ロールが大きく、重いため燃費も悪い。舗装路を走る場合メリットは全くありません、それこそ過剰装備です。 さてではどの車種が?■
兵庫県の場合、センチュリーをリース契約したのは一昨年、今回も何故かハイブリット車でした、導入はコロナが蔓延するまでの話でこれを即見直すとなると、再リース費用に加え、リース契約解約の違約金が発生します。だから本年度から大幅な税収減が予想されるとしても即解約するのは経費の節減にはなりません。 財政状況をみながら経費節減の項目として再検討することもあり得るかもしれませんね。 県民からは、「それでも激務なんだからせめて移動中は快適であってよいのでは」。また「県知事・議長には最高級車がふさわしい」と思ってもらえるよう努力とPRも欠かせません。 ちなみに議員活動での使用車は、一般に色は白、クラウンまでと言われていました(先輩議員より)この辺りが誰が創った規約でもない一般的な常識の範囲(横目八目)でしょうか? 多様性が豊かさ、個性個人の尊重という意味からは車種は何でも良いとも取れます、しかしそこには節約している議員像や会派イメージを意識した戦略もあります。少なくとも政治・議員や議会活動のバーゲンセールみたいな消耗戦は長期的には県民を幸せにはしないでしょうね。2020/8/20
医師・衆議院議員おおくま和英氏

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県議団の健康福祉部会です。 現役の医者であり、衆議院議員としてコロナ対策にもあたっておられる大隈和英氏の講演と質疑がありました。感染症が専門ではないとはいえ、医師として基本的な知見は我々より遥かに高い。- コロナウイルスは50種以上確認されており、人に感染するタイプは6種。
- 6種の内4種は、軽い鼻風邪を起こし風邪の10%~15%がこのウイルス。
- あとの2つが重症肺炎を起こしSARS、MERSの原因となった
- 今回はCOVID-19で呼吸器感染症
- 潜伏期間は平均5~6日 (インフルエンザは1~2日)
- 無症状感染:5%~60% (インフルエンザは10%)
- ウイルス排出:10日間、ピークは発病一日前 (インフルエンザは発病5~6日)
- 症状:発熱、味覚臭覚障害、肺炎、免疫暴走による血管炎症・免疫不全の場合もある
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人口100万人当たり死亡者数
ベルギー850人、イギリス670人、スペイン600人、ペルー、イタリア、スウェーデン、中国500人超、アメリカ480人、日本は8人 いろいろ批判的な報道が多いなか、まだまだ課題は多いが日本はよくやっているのではないか?確かにマスクの手配が遅かったり、客船での対応がまずかったりはした。
国民の知る権利をメディアは助長し、正しくない情報がSNSにも飛び交っていることもあり少し混乱していることは事実だろう。知らなくても良い情報、プライバシーを侵害する情報を皆知りたいのだろうか? 特に言葉を選ばない品位に欠けた不適切・大声での発言や画像を意識した意味のないテロップ使用などはメディア露出度の増加になり知名度は上がるだろうがコロナ対策には役立たない。兵庫県、県議会
情報集と必要な政策提言を取捨選択し静かに、しかし実効性ある施策を感染状況変化に即したシュミレーションを描き実施できる体制を獲ろうとしています。地味ですがそれでよいと思います。 ~レンズの向こうにいる県民を意識して話すことも時には必要ですが~不謹慎な激情的言動
国県施策への批判攻撃は感染症対策や経済の持続化対策にはなりません。バラエティーでは取り上げてもらえるでしょうが、選挙を意図して行っているのかもしれませんね。(掲載する新聞もバラエティー!?)■
国会開催要望が特に野党から出されてます、コロナ禍では政治的対立は避けて国会一丸となって対応することが大切ですが果たして出来るか? 出来ないなら時間の無駄ですね。2020/6/23
9月入学議論の終わり
コロナ禍で授業時間が確保できなくなっていることへの対応として「9月から始業とすれば皆公平ではないか?」どうも此処らあたりから思いついたのではないか?
その根底には欧米各国は9月入学、国際標準に日本は達していない、日本の大学評価が低い、などネガティブなイメージが日本にあることが想像される。
では9月入学にすれば、優秀な留学生が増え、日本の学生や生徒の多くが海外留学にいくのだろうか? 義務教育を5歳から始めれば学力は向上するのか? 9月入学制への移行への議論は、育成すべき能力や人格をどうすれば得られるのかの手順であり、係るコストや教員数など課題抽出だけが目的ではない。
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- ・日本人留学生は約11万人、日本と同じ3月終期の韓国は24万人。
- ・日本の受け入れ留学生ベスト5
- ・国際的な学習到達度調査で日本が最低だった読解力で上位国は5歳以下で教育開始しているのはイギリス、マカオ。1位の中国、2位のシンガポールは6歳開始。
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第54回文教府夏期大学、今年で最後となるようです。昭和43年より始まったこの講演会は、当初2日間にわたり5~6名の有名講師を迎えて開催されていました。初回は司馬遼太郎・伊藤昇・犬養道子(敬称略)、開会あいさつは阪本勝兵庫県知事がされました。■
昭和51年の第9回よりは一日の開催になりましたが、講師陣は草柳大蔵・永井路子、岡本太郎、橋田寿賀子、笹沢佐保、平岩弓枝、池田満寿夫、戸川晶子、五木寛之、大江健三郎、小松左京、福井謙一、藤本義一、浅井信夫、稲本正、柳田邦男、養老孟司、内橋克人、生島ヒロシ、里中真知子、田原総一郎、湯川れい子、落合恵子、家田荘子、安藤忠雄、金美齢、・・・・ 色々事情はあるのでしょうが、単純に聴講者の立場からは残念と言うほかありません。 さて森永氏の話、関心のあることしか覚えてないのでしょうが、印象に残ったのか下記でした。■
楽しい時間を過ごしながら暮らす方が高額所得を得るより豊かではないか? 自分の良心に正直な生き方をする方が幸せではないか? 十二分に稼いで多分高額所得の森永さんからの幸感をこう話されました。