兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

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藤田孝夫

兵庫県産木材条例

(日本CLT協会提供)
一番やりたかった議員提案条例、「兵庫県産木材の利用促進に関する条例」が6月議会最終日可決成立しました。    
思えば昨年9月にフット閃き即、林業振興議員連盟(自民党)役員を招集、林務課との協議、素案作成、県議団合意、各会派に通達、代表者会、議会運営委員会、各会派政務調査会長会、本会議と手順を踏んできました。 条例の全文は下記PDFです、関心のある方はご覧ください。 giintean4
この条例の肝は第12条 上位法は公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律、そして上位計画は兵庫県農林資産ビジョン2025 即ち国はバックっと国産木材を使おうという基本的な方向性を定めている。特に公共建築物はシンボリックな建築物なので特に木造・木質化を促進したいという内容です。多くの課題はあるのですが方向性は示されています。だから先取りで兵庫県として具体的に県産材の利用促進計画を立てて、事業実施を行う事を定めよう! その基本条例です。 12条は活用指針を定めること、状況に合わせた見直しを定期的に行うこと。議会に報告することなど記載しています。
22条では県産木材の利用促進等に関する施策の実施状況をとりまとめて公表する ものとする。   問題は公表内容ですが、これは公共建築物の市町別、県産木造・木質化数、比率や建築物の名称を公開する他、民間建築物の優秀賞などの認定公表なども考えています。  
定めてしまえば木造化が進まない理由は続々市町から出てきます。それを一つ一つ潰(解決)していけばよいのです。例えば建築基準法、消防法・・・・・  
  1. 約20%ほど建築コストが高いと言われる木造
  2. 耐火・耐震・性能が低いと言われている木造
  3. 大型建築物では設計自由度が低い、建築家が嫌がる木造
これらの概念を覆すよう、様々制度設計を更に推し進めていきます。
海外依存している電力用燃料や建築材、国内にあるのに目先の価格で利用しないことは、トータルコスト削減にはならない。原材料の内製化は海外への資金流失を少し止めること、そして何よりもその金額以上に中山間地に雇用と産業を興す地域創生に繋がります。。  
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