兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

339回県議会花丸一般質問

昨日で一般質問が終了しました。会派代表質問も含めて24名が登壇し質疑を行いました。質問と答弁から感じられるモノの考え方捉え方には、興味深いものがあります。実に多様です(考え方も・優先順位・性格も) さて話題性ある、質疑内容とコメントを少し・・・
  • IT事業への支援方向について
中山間地でのIT関連サテライトオフィース支援事業が拡張され都市部でもこの事業対象エリアが広がる。谷上プロジェクトでは、チャットワーク山本敏行氏を招へいして彼を慕って集まる人々を支援、シリコンバレーの神戸版ITバレー構想が進行する。 では従来の中山間地事業での実績と今後の拡張策は何か? モノづくりからICT活用のソフト・サービス業も主要な産業として無視できなくなった今、中山間地振興の枠を超えて本格支援する必要性に迫られたと感じる。

  • 県庁周辺整備について
行革終了を見越して、県庁周辺整備の景気良い話が出てきた。県庁一号館の耐震検査費用8000万円が計上される。神戸県民センターの長田区移転、兵庫区での県政150年記念資料館建設、県警本部横駐車場の高級ホテル誘致などの知事発言を受けて、整備計画を問う質問が多く出た。良い話には違いない、しかし長期にわたるトータル整備計画はあるのだろうか? それでも老朽化は進む。

最も大胆巨大な構想は、東京のある区役所整備のように住居・店舗・オフィースと自治体事務所を一体建設して、定置借地権をファイナンスする仕組み。(実質公金ゼロも可能か?)しかしこれは神戸市役所周辺の整備計画とダブルばかりか、元町駅から県庁までを結ぶもので学校移転他多くの土地所有者の合意が必要。また東京都心モデルが神戸商圏で通用するかも課題。しかし最もまともな長期計画かもしれない。 果たして現在地に従来通り集中して巨大組織を本当に置くメリットはあるのか? 部局再編や公・共・民、参画と協働の仕組みなどは無いのか? 根本的な議論のスタート位置が少し違わないか?

  • 県政150年記念給食の実施について
世界的食材神戸ビーフを使った県下学校給食の実施を求めるもの、面白いし児童生徒の記憶に残るかも知れないが、残らないかもしれない。 公立小学生29万人プラス中学生15万人、給食実施人数30万人にグラム2000円の神戸ビーフ50gを食べてもらうとすれば、一食の食材費が1000円プラスする。(通常の食材費は一食260円)食材合計金額は3億円が一食で消える。これは自然学校の県支援金と同額、納得が得られるか? 市町負担は求められるか? 食材供給は可能か? 大規模調理でも神戸ビーフが旨いか? 話題は尽きない質問でした。  
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