兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

ひとり言

藤田孝夫

エコ助成制度の功罪

菓子・食品業界の一番の特徴は、お客さんの購買頻度が高いため、店頭での商品回転が早く、改廃スピードも速い、これらから消費トレンドが短期間の内に掴めることにある。

以前、小さな単品製造メーカーの一品が大ヒットし出した、少ない製造ラインでは生産が間に合わず、店頭で品切れになるとスーパーの発注者担当者は何度も卸やメーカーに発注を繰り返すことになる。(ここでメーカーはダブった発注で実需要数を見誤る)メーカーは慌てて製造ラインを増やし、増産体制を整えようとするががそんなに短期間で生産量を増やすことはできない。精々残業で乗り切るぐらいしか打つ手が無い。 数ヵ月後増産体制が整った頃には店頭に置いてもらえなくなっている事が多い。小売り側の言い分は、、、いつまでも棚を空けておく訳にはいかない。このメーカーは過大な生産能力を持てあますことになり、代替えヒット品が生み出せない場合は、倒産となる。 

私はこんな話は、属している中小メーカーが多い菓子・食品業界だけの特徴であろうと思っていました。そうです、まさか企業規模が数兆円に及ぶ、家電業界で似たような事例が起きようとは・・・・

何故こんな事に、それは一義的責任はメーカーには違いありません。しかし国挙げてエコの名の下に大型省エネ家電(従来品に比べて)を購買助成制度を計画し、メーカーも、消費者も安易に乗っかった、結果は消費の先食いでした。約2年続いたエコ購買助成制度、この間メーカー、卸、小売店は何の努力もせず、売上を稼ぎ、好業績を上げる事ができた。当然政策的効果もあったのだろう。

日新月歩の家電・IT業界、この間、業界はどんな先行投資(新規市場開拓、生活提案、コスト削減)を行ったのか? サムスンやLGに大きく離され、アップルがソフトばかりかライバルのマイクロソフトまで取りこんだ新商品群で新市場を創造した。

エコカー減税も同じ功罪を含んでいます。更に省資源化、効率化を目指し、そのことで従来の概念を覆すような技術革新を促すような政治的支援策が求められています。 ~チャンスが潰えた訳ではありません~

ちなみに内で買い替えたのは、デジタル化に伴う液晶テレビだけでした。クルマはモーターやハイブリッドの無機質なものもそれはそれですばらしいとは思いますが、例えばハーレーのVツインエンジンの鼓動が人間の感覚に合うように、精密機械メカの固まりのような内燃機関(エンジン)のクルマ(今や全く注目されない)のほうが好みです。

 

 

ひとり言最新記事10件
全記事月別アーカイブ