兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

活動情報

藤田孝夫

南但馬農業調査 ネギとお茶

 
令和2年度決算審査でも取り上げた農政課題は以下3つでした。 1.環境創造型農業の展開 2.国際水準に対応した環境創造型農業へのレベルアップについて 3.ひょうご認証食品について 他に農業関連では、企画県民部の質疑で「特定事業協同組合の取りくみ:季節労働等の複数組合わせを確立・支援する事業」について、労働集約型で安定的な職になりにくい農業就労環境改善への期待を質疑しています。 そして今回は南但馬の農業現場に最も近いところで農政を担当している朝来農業改良普及センターの令和3年度の事業概要の説明と意見交換、お茶と岩津ねぎの圃場調査・農業者との意見交換を行いました。 丁度23日よりは岩津ネギが解禁され一斉に市場へ出回ったところでもあります。 現場視察は朝来市佐嚢のお茶園と物部の岩津ネギほ場です。

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お茶

近年お茶と言えばペットボトルのことを言う、これは言い過ぎだが、事務所や家庭で朝やかんにお茶を沸かして一日分を賄う。またきゅうすでお茶を入れる。あるいは抹茶を楽しむ。こんなお茶文化というのか日本茶との親しみ方は見かけなくなった、機会が減ってきている。このままでは国内すべての茶葉はペットボトル用になってしまい、途上国の安価な茶葉と競合することになる。 一方コーヒーやチョコレートは海外の特定地域からしか原材料が入荷しないにも関わらず、その収穫地域・時期、焙煎、ブレンド、抽出装置、組み合わせなど随分付加価値が高まっているように感じる。抹茶は少し世界的な反響を呼び珈琲に類するブームの予感もある。問題は煎茶でしょうか? 伺った池本晃市さんは、煎茶の消費量が減ることへの懸念から、お茶の入れ方を小学校で教えるなど、そもそものお茶文化を次世代に体験することから始められている。またお茶ティーバックや紅茶への加工なども手掛けるが、主要な出荷先は評価基準が確かな卸売り業者だそうです。

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岩津ねぎ

朝来町物部の池本さんの圃場で調査、170aを栽培しておられます。春の種まきから苗、成長、11月末からの3月末までの収穫。このサイクルですから、ネギ栽培はほぼ年間作業ですね。ただ一番忙しいのは収穫期です。 さて池本さんからの課題提起です。ネギを出荷する作業で一番時間がかかるのが、収穫後の土払いと皮むき、袋詰めだそうです。 共同作業場を設けてあるのですが、人手が足らないこと。此処を通しての出荷先は遠方の市場なので価格が市況で大きく変動することです。作業コストは一律なので市況によっては販売価格より作業コストが上回ることもあるとか。 仮に個人でネギの土落としや皮むきを行えば一日半分の畝が限界のようです。   洗って綺麗に袋詰めされた岩津ネギ、これがネギのイメージですが、土がついていてもどうせ食べる時には洗うのですから、土付きで出荷できれば楽になります。更に現地でネギを掘っていただけるような販売方法なら現金も即手にできます。

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ねぎ圃場➡加工場➡市場➡仲卸➡小売り店➡消費者の一般流通ルートでは土付きは問題が多いかもしれません。しかし道の駅、農協店舗などの直販場では土付きの安定品質で少し安いネギの販売もあってよいのかも知れません。  
高齢者が生きがいとして栽培する、それこそ芸術品のような真っ直ぐ真っ白なネギ、この評価が岩津ネギのイメージかもしれません。 しかし農業を生業としている次世代専業農家としては、生産性に疑問を持って当然です。 良い販売店、良い料理家の評価や疑問はどのようなものか気になりますね。  
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