兵庫県議会議員みなみ但⾺選出 藤⽥ 孝夫(ふじた たかお) オフィシャルサイト

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藤田孝夫

議員定数条例の改正 自民党賛成討論

                         

▲議員提案21号議案の提案説明

               〔自民党意見発言者 前井議員(副幹事長)〕

私は、自由民主党議員団を代表いたしまして、議員提出第21号議案  「兵庫県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、『賛成』の立場から討論を行います。

自由民主党議員団は、これまで、本条例の改正にあたり、会派内でも議論を重ねてまいりました。議員定数の議論は、単なる「数合わせ」の議論ではありません。

議員総数を何人にするのか。

どの選挙区に何人の議員を配置するのか。

それは、一見すると数字の議論に見えます。

しかし、その数字の先にあるのは、兵庫県をどのような県として発展させ、後世に残していくのかという「兵庫県の未来の姿」を実現するための長い道のりであり、私たち地方議員がどのような役割を果たしていくのかという「地方議会のあり方」そのものでもあります。

今回の見直しにおいても、まずは現行の公職選挙法に則り、人口減少によって法の基準上、問題となる地域について、選挙区を見直し、現行制度の下で説明できる選挙区とすることを最優先に考えました。【特例選挙区の解消と一票の格差是正】

この配当基数の議論に並行して、我が会派では、人口を基準とした「ものさし」だけで将来にわたって地域代表のあり方を決め続けることが、本当に妥当なのか、という議論をはじめています。

人口比例を原則として議席を配分し続ければ、人口減少の著しい地域ほど配当基数は小さくなり、独自に県議会議員を選出することができない地域が、今後さらに増えていく可能性があります。

人口が減るたびに機械的に地域の代表を減らしていくことが、本当にこれからの兵庫県の姿としてふさわしいのでしょうか。この問いから目をそらしてはなりません。

人口減少に伴い、その地域が抱える行政ニーズや行政課題も縮小するという単純な比例関係は成り立ちません。

地域交通、医療、福祉、教育、農林水産業、防災、社会基盤の維持など、人口減少が進む地域では課題が顕在化しています。しかしこれは都市部を含めた兵庫県全体の傾向です。

人口の大きい地域が更に強くなり、小さい地域は競争に負けてなくなっていく、という単純なパワーゲームでないところが、五国の多様性を認めることであり、兵庫のおもしろさや、兵庫の可能性ではないかと考えます。日本の縮図といわれる兵庫県において我が会派は、この五国の多様性を守りながらも一つの県として調和させることが県議会の大切な役割であると考えます。【自身・会派の関係する選挙区だけを重視しない広域的視点】

単純に人口や経済規模だけで判断せず、都市部と多自然地域の相互補完性を追求する。これこそが広域県政の本分にほかなりません。神戸への都市機能の集積は兵庫県の経済を牽引するかもしれませんが、多自然地域の生物多様性や環境保全は都市部の発展の可能性でもあるのです。

今回は、国勢調査の数値を基本に一票の格差をできるだけ是正する努力をしつつ、県民の意思を県政に反映する機能を十分に発揮できるよう、現行法の下での最適解を求めて、この改正案に至りました。

しかし、人口減少がさらに進むこれからを考えれば、人口を基準とする現在の選挙制度そのものについても、いずれ真正面から議論しなければならない時が来ます。

今回の定数議論を契機に、次の任期においては、人口が減るたびに選挙区を広げ、議席を調整するという対応を繰り返すだけではなく、人口減少社会における「地域代表」とは何なのかを根本から議論し、必要であれば国に対して提言を行うことも視野に入れていきます。

与えられた制度の中で数字を合わせるだけではなく、地方議会のあるべき姿を、地方議会自身が考えていく。その覚悟が我が会派にはあります。

最後に、兵庫県が置かれている厳しい財政状況から目を背けることはできません。限られた財源の中で、行財政のあり方を考え、不断の改革に取り組む責任があります。

しかし、その財政改革の一環として「固定費の削減」として議員定数を減らすというのであれば、あまりにも短絡的な議論であり、県会議員としての機能と能力の自己否定と言わざるを得ません。【 10年前より常任委員会の地域開催、調査先での県民との意見交換、常任委員会の特定テーマ研究など開始しているが従来の県民局調査や県外事例調査、海外研修など議会の調査活動の評価検証などトータルコストの中で必要な調査と議員歳費を含めた優先順位で決定していくことが重要】

時代が変わろうとも、財政が逼迫しようとも、県民の声を県政に届けるという議会の基本的な役割をいかに維持し、さらに時代の変化にどう対応していくのかが問われています。その機能を果たすために、全ての議会活動の効果と効率を検証し、どのような地域代表が求められているのかを不断に検討していかなければなりません。今の兵庫県財政問題はそのことを考える機会と捉えるべきです。 【人口減少と共に毎回議員総数を減らす議論をするのは近視眼的発想・選挙アピールとも言えなくない】

そして、私たちが県民代表として議決権を行使する二元代表制の一翼を担い、執行権を有する知事部局と議論を重ねながら目指すべき、行財政構造改革の先にある兵庫県の未来を描き、県民と共有しなければなりません。【 議会の考える、当局とのバランスで今は議会が積極的に動かざる得ないのでは】

県財政問題等で大きな不安を抱く多くの県民の声を聴き、より良い政策へと昇華させていくことが、今、県議会に求められています。

その議会機能を守るとともに、さらに高めていくことを目指し、現行86人の議員定数を維持する本案に賛成します。

【市町事業に大きな影響を与える県事業予算、市町の理解を得なければならないしその努力をリーダーは惜しんではならない】

議員各位におかれましては、以上述べました趣旨にご賛同いただきますようお願い申し上げ、自由民主党議員団を代表しての討論を終わります。 ご清聴ありがとうございました。

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